吹奏楽がらみということで、あえてこのカテゴリで・・・
いやー先月から公開だったわけですが、先月は色々とありまして・・・
色々の内訳をざっくりと・・・結婚式・葬式・結婚式・うちの葬式・・・あーーー考えるだけで気が滅入る
まー、それは置いといて、やっと見ることができました。
前もって、ほかの方のブログをいくつか見ていたので、大方の予想はついていましたが・・・
まだ上映中なので、核心に触れることは書かないつもりですが、
これから見に行かれる方はこの先を読まないほうがいいかもー
はい、少し間を空けましたよ。
まず、われわれ経験者が気になるのは、演者の演奏技術ですが、
オーディションの段階で初心者だったそうなので、期待してはいけません!
実際、そこいらにいるような決して上手くない中学生の演奏です。
でもね、そこいらへんがとってもリアルなわけです。
統計的に見れば、コンクールで上位大会に進んでガリガリやっていた人より
ああいったユルーイ吹奏楽部で青春を謳歌した人のほうが圧倒的に多いはずです。
(私もその一人だと思う・・・高校だけど)
でね、在りし日の追想として見るならなかなか高評価なんですが、
それにしては楽器の扱いや、指揮者(顧問)の指示が変すぎて、
映画の内容に浸ることができませんでした・・・
具体的には・・・(ここから本格的にネタバレ)
トロンボーン初心者がヤマハ・ゼノの最高級機種(YSL-882V)を使っている。
シーンが切り替わると、F管なしの太管カスタム(ゼノ?)を持っている。
次のシーンでは882Vに戻っている。
まず、新入生が学校で一番いい楽器を使うってことは無いでしょう?
F管なしテナーがあるならそっちを使わせるよね?
指揮者がティンパニに「周りを聴きなさい」と指示。
普通は、周りに対してティンパニを聴くよう指示するでしょう?
ティンパニに対して「指揮をちゃんと見なさい」ならば理解できるけど。
そんなわけで、僕的にはとってもおしい映画でした。
スウィングガールズなんかと比べれば、ずっとリアリティーがありますけどね。
新入部員の勧誘のところとか・・・コンクールを聴きにくるOBとか・・・
あ、あんなにつまんない合奏をする指揮者はあまりいないはずなので、
これから吹奏楽を始めたいボーイズ&ガールズは、ガッカリしないように!